「がんになっても安心して暮らせる社会に」
との願いのもと、患者さんと家族の情報交換の場として設立された
「がんを学ぶ 青葉の会」(代表 松尾 俱子さん)
の設立8周年記念講演会が11日(日)、早良市民センターで開かれました。

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この青葉の会は昨年8月にNPO法人化、相互理解と相互支援を柱に各人それぞれの体調に合わせ幅広いグループ活動をされています。
私も、5年前から会員として仲間入りさせていただいています。
 この日はベストセラー「納棺夫日記」の著者である青木 新門さんが「いのちのバトンタッチ」と題して講演をされました。
故郷の富山で経営していたパブが倒産し「子どものミルクが買えない」と投げつけられた新聞の求人欄に冠婚葬祭会社の社員募集があり、納棺専従社員になったといういきさつから話は進みました。
親せきや妻から「親族の恥、けがらわしい」と言われ納棺夫をやめようかと悩んだ思いなど、ユーモア交えて語られました。
また、「納棺夫日記」を読んで感銘を受けた本木雅弘さんが単身、富山まで来て映画化を要請されたことや脚本を巡って製作会社と意見が合わず映画名が「おくりびと」となったこと、この映画のアカデミー賞受賞の背景にアメリカ合衆国オバマ大統領誕生があったのではないか等、大変貴重なお話でありました。
「生かされていることを実感し、いのちはバトンタッチしていくものだ」と強いメッセージも伝わってきました。
1945年原爆投下後の長崎で米従軍カメラマン、ジョー・オダネルさんが撮影した「焼き場の少年」と戦後中国から引き揚げの途中亡くなった妹さんの亡骸の埋葬時を重ねて話をされた時は涙がこぼれてしまいました。