千代中学校1階に開設してある「自主夜間中学 よみかき教室」の16周年お祝い会に参加しました。
「よみかき教室」は、現職教職員有志により、1997年、市教育会館3階に開校、2002年千代中学校の空き教室に移転しました。
毎週水・金曜日の夕方18時から開かれ、市内の現職教職員や退職教職員、大学生がボランティアとして関わっておられます。
この日は、開校当時から参加されている、91歳の金奇粉さんが、約20名の生徒さんを代表して
 「私は、75才から勉強を始めました。16年間通い、友人が亡くなった時の2回だけ休みました。
  ここで勉強することが三度の飯より好きです。
  元気なうちはずっと通います」
と元気に挨拶されました。
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また、教室の入り口には、
 「よみかき教室は、わたしにとって『めがね』です。
  字が読めるようになって、世の中がカラ―になりました。
  はじめて食堂で『うどん』と読めました。
  今までで一番おいしい、うどんの味でした。」
と書かれたパネルが掲示されています。
植民地政策や戦中・戦後の混乱の中で、今日まで学校に行くことができなかった人々が、在日韓国・朝鮮人を中心に私たちの周りにいます。
そして、全国には在日韓国・朝鮮人をはじめ、国籍や民族・年齢を問わず、様々な理由で「学びの場」を奪われてきた人々の学習を保障する「公立の夜間中学」が34校あります。
しかし、福岡市にはありません。
公的な「学びの場」の必要をあらためた考えさせられたひと時でした。
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