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○30か所の児童福祉施設
次の日、通訳のヒューさんの紹介で同市のゴーバップ子ども育成センターを訪ねました。
ここで暮らしている246人のうち85%が枯葉剤被害児童といわれています。
みな親がいないのでここでくらし、学校に通ったりしています。
18歳をこしたら外で仕事をみつけたり、このセンターで働いたりしています。
このセンターでは年齢別ではなく、障がいの種類や程度によってグループをつくり、学習や作業訓練を行っています。
センターには職員が137人いて2交代制で支援をしています。
国から食費が1人あたり年間27ドル支給されますが、それ以外は募金や支援金で運営されています。
このような枯葉剤関連の施設はホーチミン市だけでも30カ所あるそうです。ほとんどの施設が慢性的な運営資金不足のなかでの運営を強いられています。
近年、枯葉剤の実態が明らかにされるなか、アメリカ合衆国も認めざるをえなくなり、ダナン空港周辺のダイオキシン除染や治療費などの資金が出されてきましたが、まだ患者に直接とどくものとはなっていません。
これまでの訪問で胸に刻んだのは「ベトナム戦争はまだ終わっていない」ということでした。
またベトナムに限らず近年は、地雷や劣化ウラン弾をはじめ、世界中のたくさんの地域で罪のない人々に犠牲が広がりつつあるともいえます。
これから戦争の傷跡や国内外の情勢について学びつづけ、様々な団体や市民のみなさまと手をつないではっきりと「戦争にノー!」といえる具体的な行動や発信を続けていきたいと思います。