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○ホーチミン市・ツーズー病院訪問
 8月25日(土)から28日(火)まで、日本ベトナム平和友好連絡会議福岡(会長:村山富市元総理)の松尾祐作代表さん等とともにベトナム・ホーチミン市を訪問しました。
ホーチミンを訪問するのは2度目。
その訪問の目的はベトナムの歴史を学ぶとともにベトナム戦争におけるアメリカ軍による枯葉剤被害の実態を知り、その被害者特に数多くの子どもたちの支援の方策を探るためです。
 今年はベトナム戦争中、アメリカ軍により枯葉剤が散布されはじめて51年目を迎えます。
戦争中、猛毒で発ガン性の強いダイオキシンが大量に含まれる“枯葉剤”の投下された量は7500万リットル、その影響範囲は南ベトナムの4分の1にあたる2万3360キロといわれています。
その影響で枯葉剤被害者は380万人、障がいをもった子どもの数は30万人に達しているといわれています。
独立のための戦争を100年も強いられてきたベトナムでは戦争被害に対する救済も社会的に不十分です。
“枯葉剤”被害に対してもその対策はこれからというのが実情です。
 私たちは、まずホーチミン市にあるツーズー産婦人科病院を尋ねました。この2階にはドイツ人ボランティアの手でつくられた枯葉剤被害児童のための施設「平和村」があります。2年前、福岡市で開催した「ベトナムコンサート」に枯葉剤被害の実態と影響を話していただいたグエン・ドクさんはこの病院で事務員として働いています。明るい家庭を築き双子の子(名前はふじさんとさくらさん)を育てているドクさんは今やこの病院では無くてはならない存在です。
 平和村所長のダン先生は「このツーズー病院では1年間に約5万人の子どもが生まれていますが、そのうち1%の子が障がいをもっている。」と話されました。
生前に堕胎をされることが多くなったので本当の障がいをもつ子どもはこれよりさらに多いということです。
また、この病院では、現在生後4ヶ月から31歳までの55人が生活をしており、15人が学校に通っています。
専門的な学校へ行っている人もいますが、多くは学習面できびしいので専門技術を学んだり、介助中心の毎日を過ごしたりしています。
しかし、8割の子が両親がいません。
その中でも社会的に活躍し、高等教育を受けて自分の夢を叶えようとしている若者が増えています。
今年は2人が大学を卒業して一人はITの関係、もう一人は短大で治療技術を学んでいます。