20121119blog01.jpg20121119blog02.jpg 私の地元の奈多では、毎年11月19日夜、福岡県の無形民俗文化財に指定されている早魚神事が行われます。
 奈多町内の二組の青年たちが、俎板の上の鯛をさばく速さを競う神事です。
 郷土史「ふる里のむかし わじろ」には、「古い時代は、網元対網元の競争で、生きた大鯛を早く料理して神前に供えた方にその年の漁場の権利が与えらたので、村人の生活がかかった競争神事であった。そのため、一つ間違うと血をみることも多かった」と記されています。
 今年は、親戚や元同僚の息子さんたちが鯛をさばきます。
数分で勝負が決まってしまいますが、数年前の息子たちの姿と30数年前の緊張した自分を思い出していました。
 各地にある先人から引き継がれてきた庶民の伝統行事はいつまでも残していきたいものです。