日中平和友好条約締結35周年を記念して福岡県日中友好協会と中国駐福岡総領事館との主催による
 「九州日中友好交流大会」
が、ホテルニューオータニ博多で開催されました。
この日は、日中関係が厳しい状況にあるからこそ、民間交流で改善を図ろうと九州・山口の各地から約260人の友好を願う人たちが参集しました。
記念講演では、中国の程永華駐日大使が、流暢な日本語で、「日中関係の現状と未来」をテーマに講演。
九州との歴史的な深い関係を強調し、尖閣諸島問題を懸念しつつも、両国の友好関係の重要性を語られた。
村山富市元首相は、「歴史を鑑とし、未来を展望する」と題して植民地支配と侵略を認め反省と謝罪を表明した「村山談話の見直し論」が政府首脳から出ていることに触れ、「談話を出したから終わりではない。一衣帯水の日中両国は歴史に学び、友好のために互いに努力していくことが必要だと強調された。
 
交流大会の最後に、福岡市日中友好協会を代表して「九州日中友好交流宣言」を朗読し、初の「九州日中友好交流大会」を成功裏に終えることができました。
40年前の国交正常化以前は民間による多方面での交流の積み重ねが正常化に結びつきました。日中関係が厳しい状況にあるからこそ、その活動に学び、民間での交流で改善を図っていく必要があります。
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「九州日中友好交流宣言」
(前略)
昨年2012年は、日中国交正常化40周年、また今年2013年は、日中平和友好条約締結35周年の記念すべき年であり、日中両国の関係が、これを機に大きく前進するものと大いに期待していました。しかし、現在の日中両国の関係は、いろいろな問題が重なって、大変厳しい状況にあります。
 (中略)
私たちは、日中両国が40年を超える歩みの間に、幾多の困難を、双方の知恵と勇気と信頼で克服してきた歴史と真実を知っています。そして、今回もこうした状況を日中両国が一日でも早く克服し、新たな未来を切り開いていくことも確信しています。
 本日の大会に集った私たちは訴えます。これからも日中友好、恒久平和のために両国と両国民が、ともに協力し、共に手を携えて日中友好の新たな形を想像していくことを!そのために、私たちも民間レベルでの日中友好運動に全力を挙げて取り組み、子々孫々に夢と希望のある日中友好関係を引き継げていけることを!