福岡市漁業協同組合奈多支所の全員協議会が開催され、来賓として挨拶をさせていただきました。
会場には、21年前に亡くなった父と一緒に漁をしていた仲間の漁師さんの元気な顔が今年も見られました。
今も元気にイサキやイカの一本釣に汗を流している古老のおじさんもいます。
沿岸漁業は、水産資源の減少と魚価の低迷、そして漁業就業者の減少と高齢化等、危機的な状況にあります。
さらに円安による燃料費の高騰が追い打ちをかけています。
福岡市は博多湾の先に玄海灘が広がり、全国屈指の鮮魚市場もあり、「新鮮でおいしい魚が食べられる」と評判ですが、このままではイサキやメバル等の近海魚は、安価で口に入らなくなります。
奈多漁協では、水産資源の確保のため、毎年、メバルやクルマエビ、ガザミの放流、イカの産卵礁としてのシバ入れ等が行われています。
漁業生産活動を支え、新規就業者確保のためにも持続性のある漁業環境づくりへの支援強化が求められています。
一方、健康や安全面に関心を寄せ、国内産や地元産の魚を意識して買う人が多くなっています。
各漁協が行っている「市」や農林水産まつりの開催等を通じて、水産物の地産地消と消費拡大に努めていくことも必要です。
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