第8回非正規雇用フォーラム・福岡総会が福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)で開催され、約50名の会員が参加しました。
この総会で、共同代表の一人を務めることになりました。
非正規労働者の数は、今や1800万人にのぼり、全労働者の36%と過去最高に達し、中でも女性労働者の占める割合は70%近くにものぼっています。
就職したくても就職できない厳しい雇用情勢が不安定で低収入のため結婚も難しくさせ、結婚できたとしても将来不安のため、子どもを産むことをためらわせています。
福岡県労働支援事務所によると、労働相談件数は年々増加し、昨年度は前年度に比べ3.0%増と過去最多の件数となり、「賃金・退職金」、「労働契約」、「職場の人間関係」が上位を占め、職場のいじめやパワーハラスメントが前年度より370件も増加していることが明らかになりました。
このような雇用情勢の中、今月5日、安倍政権の、いわゆる「アベノミクス」3本の矢としての成長戦略の素案が発表されました。
政府の規制改革会議では「雇用の流動化」をキーワードに、「限定正社員」の導入、解雇を原則自由にするような労働契約法の改正、再就職支援金を支払うことで解雇できるルールづくり(解雇の金銭解決制度)等を盛り込み、労働者派遣法のさらなる緩和、労働時間規制緩和なども取り上げられています。
 
成長戦略の名のもとに、働く者の雇用をおびやかすような解雇規制や労働時間規制等の労働者保護の規制緩和をすることは認められません。
 
今、我が国に求められているのは、不安定雇用や過酷な長時間労働の是正であり、規制を緩和するよりもブラック企業と言われるような違法企業を取り締まる仕組みの構築が先決です。
このような現政権の成長戦略や憲法改悪や原発推進の策動に「ノー」の意思を示すためにも、7月の参議院選挙は重要です。
一人ひとりが安心して働ける労働環境、人間らしく暮らしていける社会をつくり出すために、発信、行動していきます。
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