一期最後の討論 2015年3月16日(月)

20150316_1 2015年第一回市議会3月定例会の最終日、一期4年最後の討論に臨みました。2月19日に開会された今議会は、2015年度の重要施策や予算に関わる議案が審議されました。
私は、社民市政クラブ福岡市議団を代表して、一般議案について要望と反対討論を行いました。

【反対意見】
① 行財政改革実行計画に関して
② 市立図書館の指定管理者制度の導入に関して
③ 新・教育委員会制度に関して

【意見・要望】
① 小中学校の特別教室への空調機設置と冬期での弾力的な暖房使用
② きめ細やかな教育活動のための少人数学級や少人数指導の小中学校全学年への拡充
③ 不登校対応教員やスクールソーシャルワーカー、特別支援教育支援員の増員
④ 子どの貧困対策として、家庭への経済的支援や親の就労支援ならびに小中学校の学習用具やテスト代などの保護者負担の軽減。さらに学校教育法19条に基づく就学援助制度の充実
⑤ 「福岡市グローバル創業雇用創出特区」(国家戦略特区)において、雇用ルールの周知徹底と紛争の未然防止を図るためとして開設された「雇用労働相談センター」(厚生労働省所管)に本市が関与する仕組みづくり
⑥ 女性や若者の雇用対策

  • 子どもたちのチャレンジマインド育成を図るとしての「起業家教育の導入」よりも、働くことに関する知識を身につけ、権利と義務を理解する子どもたちへの労働教育の充実
  • 年々増加している非正規の女性への正規雇用への支援
  • 若者らを追い込む「ブラック企業」に対して、国や県と連携した監視・指導体制の強化

⑦ 人権・同和行政

  • ヘイトスピーチ禁止の法整備や福岡市における障がい者差別禁止条例や子どもの権利条例、手話言語条例等の策定
  • ・市民意識調査の結果を踏まえた市職員や教職員に対しての人権教育充実と効果的な啓発や広報等の取り組み強化

⑧ 子ども医療費助成(中学3年生までの通院費助成)
⑨ いじめの未然防止や体罰の根絶のための第三者機関による子どもの相談・救済機関の常設

やり残したことが山積しています。そのためにも、二期目に向けての選挙を勝利しなくてはなりません。