平和を願い、戦争の悲惨さ、命の尊さを語り継ぐ。

福岡市内の小中学校、特別支援学校を退職された有志の教職員で組織する
「福岡市退職教職員協議会(福岡市退教)」の「第32回定期総会」
が開催され、挨拶をさせていただきました。
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この「福岡市退教」には、戦前の教育を受け、戦争を体験された先輩の先生方が多数、会員となっておられます。
そして、「戦争を語り継ぐ会」として、「6月19日、福岡大空襲の日」を中心に市内の学校を訪問し、戦前、戦中の暮らしや空襲体験等を子どもたちに語っておられます。
また、福岡市赤煉瓦文化館を会場に数年前から「平和祈念資料展」を開催されています。
今年で4回目となる「平和祈念資料展」は、6月14日(金)から16日(日)まで開催されます。
この日は、総会の会場に、資料展で展示する焼夷弾の一部やシベリヤ抑留時の自作のスプーン・食器、軍靴等が展示してありました。
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過去の体験と戦前の教育が果たした役割をしっかり学び、再び軍靴の音が鳴り響かないように、先輩方の願いを次の世代に引き継いでいきたいものです。