横浜市中央卸売市場

第3委員会(農林水産局他所管)の行政視察として、横浜市中央卸売市場に来ています。日本有数の水揚げを誇る博多漁港に位置している福岡市鮮魚市場は、施設の老朽化に加え、壁等がない開放的な上屋構造になっている荷さばき所が多くを占め鳥の侵入や直射日光等に対する改良整備が必要となっていました。そのため、昨年より「博多漁港高度衛生管理基本計画」に基づき、荷さばき所の閉鎖型化等の整備と陸揚げ岸壁の耐震強化を一体的に行う工事が始まりました。横浜市中央卸売市場は国の「強い農業づくり交付金」を活用し、施設を断熱性がある外壁で囲み、施設内を適正温度に維持し夏場の高温から商品を守る空調や鳥・小動物による害を防ぐシートシャッターの設置が施されています。また、マグロ等の品質を保ち安定供給を可能とする超低温冷蔵庫も増設されています。安全で安心な水産物を市民に安定的に供給するためにも高度衛生管理のシステムの導入が必要です。
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