食の安全は? 怖い映画を観てしまった

都久志会館ホールで開かれた
「TPP公開講演会&モンサントの不思議な食べもの」上映会(JA福岡中央会)
に参加しました。
磯田宏准教授(九州大学大学院 農学研究院)の熱い基調講演「TPP参加を阻止しなければならない理由」で、TPP問題の全体像をつかんだ後、フランス、カナダ、ドイツ協同製作のドキュメンタリー映画「モンサントの不思議な食べもの」(2008年)を観ました。
様々な国の科学者や農家、各国の政府要人やグローバル企業が登場し、映像と字幕を追いかけるのに大変でした。
「不自然なたべもの」とは、「遺伝子組み換え作物」のことなのですが、植物の遺伝子を操作することで「害虫に強い」新種をつくり出し、その遺伝子組み換え作物が環境や人々の暮らしに影響を与えていく状況を証言や機密文書によって検証していくストーリーでした。
TPPに入ると「遺伝子組み換え作物」のラベル表示や残留農薬基準、食品添加物(保存料や着色料)の規制緩和が強く求められ可能性が大です。
TPPは農業や食料自給率だけの問題だけではなく、私たちの食の安全が守れるかの問題であることを 今日の講演会と映画が教えてくれました。
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