ともだち、ひゃくにんできるかな⁉

 一昨日21日から学校が再開され、元気に登校する小学生の姿が見られました。しかし、学校再開といっても学年別登校でこの日は小学2・4年生だけです。同日は、中学校の入学式でもあり、新たな標準服(制服)を着た中学1年生が照れながらも「いいでしょ」とばかりに私たち大人に披露し急ぎ足で学校に。あらためて学校は「楽校」であってほしいものです。

しかし、中には途中までお母さんに励まされて、不安そうな顔で校門をくぐる2年生もいました。2月27日からの安倍首相の突然の全校休校要請から2か月半以上、子どもたちにとっては、長い春休みというより、公園の遊具も使用禁止、外で自由に遊ぶこともできず、友達とも会うこともできず、まるで幽閉状態が続いていたのだから仕方ありません。おうちの方からは「三密をさけるように」「きちんと手洗いをするように」等々、たくさんの注意を言われていることでしょう。子どもたちに対応する先生方も、これまで経験したことのない、アフターコロナ、ウイズコロナの下での教育活動が始まりました。チーム学校で、学びの意欲を引き出し、不安の解消に向け、子どもたちに接してほしいと願います。そのためにも、政府には、9月入学を議論する前に、学校スタッフを増員し、教育環境を整備することこそが求められます。

そして、今日は小学校の入学式。待ちに待った入学の日、ウキウキ、ドキドキの顔ばかりです。友達100人つくってください。